MIC(Minimizing Indirect Cost)
間接費を最小化するために特に考案された管理技術をMICという。間接費には、製造間接費、営業費や一般管理費が含まれ、その費用項目は、動力費、光熱費から人件費、事務消耗品費、旅費、交通費、通信費など、雑多にわたるが、その大半は人件費ないし人の使う費用である。間接部門は、直接部門に比べて、その成果を判定する客観的な尺度がないためにメイク・ワークが行われ、自己増殖の傾向をもつといわれている。過去、日本の終身雇用制の下では欧米の企業に比べ直接部門に対する間接部門の割合が高いのが特徴であった。
間接費の削減のためには、次のような各種の方法がある。
(1)成果主義を適用し、職務分析を通じて各仕事の成果とコストの比較を行う。成果のない仕事、不必要になった仕事を排除する。必要な仕事でも回数を削減できなか検討する。
(2)事務分析を通じて仕事の簡素化・合理化をはかる。
(3)事務の集中化を行って営業所や工場における現場の事務量の削減をはかる。
(4)仕事の負荷の平準化を行うことによって、所要人員の削減をはかる。
(5)定型的な保守業務、プログラミング業務などの外注化を検討する。
(6)設計業務、施工業務、電子計算機業務などを子会社化または事業部化して独立採算制の下に運営し、能率・効率が自律的にチェックできるようにする。




