階層の原則
ハイヤラーキー(hierarchy)の原則ともいい、組織の階層のことであり、あらゆる組織の基本をさしている。組織構成員が増えるにしたがって、組織の階層はピラミッド型に積み重ねられていく。構成員の数を一定とすれば、管理の幅を広くするほど、階層の数は少なくてすみ、組織全体は航空母艦型をなしてくる。管理の幅が狭いほど、階層の数は増え、組織全体は背の高いピラミッドの形態となってくる。しかし、従業員が2万人を超える大企業でも、管理階層は6~7階層であり、階層の原理は大規模組織を成立させる基本原理をなしている。ハイヤラーキーの原則によれば、下位の職位は自分の属する上位の職位から命令を受け、それに対して報告する責任を持つという命令と報告は縦方向に伝達される。したがって、上位の職位は、他の部門の下位者に命令することはできないという命令統一の原則が生じる。さらに、下位者の間で意見の対立や、紛争が生じた場合、当事者の共通の上司によって調整され、決裁されるということが、ハイヤラーキーの原則である。




