製造間接費予算(manufacturing overhead budget)
製造間接費予算は、各製造部門、各補助部門(動力部、修繕部、管理部など)および工場管理各部門(技術部、労務部、管理部など)などの原価部門ごとに作成される。さらに、原価管理の責任区分を細分化し、現場の監督者レベルで諸経費の計画を立案させることによって、諸経費のコントロールはより有効に実施される。さらに、部門ごとに諸経費の発生の主な原因となる部門に固有の活動量を測定することによって、予算管理はより有効となる。たとえば、修繕部門については、修繕工数がその部門に固有の活動量の単位であり、修繕工数当たり経費率を過去の統計値などから算出することによって、修繕費の予算の作成および管理は有効に行われる。また、各製造部門に提供した修繕工数を基準として修繕費を各部門に配賦することによって、各部門の修繕費に対する管理責任が明確となる。
さらに、製造間接費を変動費、準変動費、および固定費に分けることによって、各生産高のレベルに応じた伸縮的な製造間接費予算を策定することができる。




