生産計画(production planning)
広義には生産管理のうちのすべての計画が含まれるが、通常は、生産数量と時期に関するものをさしており、長期生産計画、総生産計画、および日程計画がその主要な内容をなしている。長期生産計画とは5年以上にわたる各年度の生産計画であり、生産品目の長期需要予測に基づいて、各年度の生産量を計画するとともに、その計画生産量に対応する長期生産能力計画を設定するものである。次に、総合生産計画とは、長期設備計画から規定される生産能力のもとで、1年以内の期間の各月または四半期ごとに、予測される需要量に対応して生産量を計画するものであり、特に見込み生産企業において重要である。各月または各期の予測需要量をそのまま計画生産量とするのではなく、需要の季節的変動に対処するように生産量を平準化することが問題となる。したがって、在庫保有、要員数増減、労働時間の増減、下請け利用、受注残高の増減、という生産平準化の諸方法の組み合わせを決定する問題であるともいえる。
最後に、日程計画は最も詳細なレベルの生産計画であって、1カ月以内の各週または日次ごとの生産量を計画するものであり、特に受注生産企業において重要である。各注文の納期を厳守しながら、生産設備の高い稼働率を達成するように、各機械・工程への作業の負荷計画や作業の順序づけ計画を設定する。




