生産性(productivity)の用語解説

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用語

生産性(productivity)

解説

生産性とは、生産物やサービスの生産と配給に費消される生産資源の効率的利用をはかる尺度であり、産出量(output)÷投入量(input)の比率で表される。ILOの定義によれば、「産出量は、設備、エネルギー、労働、技術、経営などのすべての重要性をもった諸要素が結合された投入量の結果としてえられるものである。これらの諸要素は、労働、資本、土地および組織として主要な項目別に分類することができる。そして産出量とこれらの投入された諸要素の一つとの割合は、一般に当該要素の生産性として知られる」としている。したがって、投入要素と産出要素の選び方によって各種の生産性が考えられる。労働生産性のほかに、設備生産性、土地生産性、組織生産性なども考えられる。しかし、生産性の測定可能性と比較可能性の見地から、生産性は、(1)労働生産性(生産量÷労働時間)、(2)資本生産性、(3)付加価値生産性(付加価値÷従業員数)に分けられる。資本生産性として、設備生産性(生産量÷機械台数)、原材料生産性(生産量÷原材料使用量)、資本生産性(営業利益÷使用資本)などに分けられる。
しかし、単に生産性というばあい、労働生産性ないし付加価値生産性が意味される。生産性の向上は、産業の発展と社会の福祉に貢献する役割をもっている。1948年アメリカの経済協力法に基づいて、ヨーロッパ経済協力機構O.E.E.(現在のヨーロッパ経済協力開発機構―OECD)が設立され、生産性向上運動を推進するために、1953年にヨーロッパ生産性センター(EAP)が設立された。その後ヨーロッパ諸国やアジア諸国にいたるまで各国に生産性センターが設置されている。わが国では、1955年に、日本生産性本部が設立され、生産性向上運動を推進し、今日に至っている。

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