サービス・レベル(service level)
物的流通システムや在庫管理システムの効率を評価する重要な基準であり、「注文を受けてから得意先に配送するまでに要する日数」、「X日数内に注文が満たされる顧客の割合」、あるいは「配送遅延による売上損失」などによって測定される。サービス・レベルの決定要因としては、製品在庫管理、注文処理の時間、品切れ比率、配送の頻度などがある。サービス・レベルを向上させるためには、輸送費や在庫費用などの物流費用が増加するという問題がある。また、サービス・レベルに対する顧客の反応や需要の弾力性を評価する必要がある。サービス・レベルが落ちても、顧客は必ずしも他社の製品に切り換えない場合があるし、反対にサービス・レベルの向上によって需要が大きく増加する場合もある。物流費用とサービス・レベルとのバランスをとることが、物流システム設計の課題となる。




