内部成長戦略(internal growth strategy)
多角化の参入方式の一つであり、外部成長戦略と対照をなしている。それは、多角化のための新製品を自社の研究開発部門によって開発し、企業の既存の販売経路や経営者人材を利用して多角化を行って成長する方式をさしている。そのメリットとしては、(1)先発メーカーとして高い創業者利得を獲得できる。(2)新技術やノウハウが社内に蓄積される。(3)社内の研究開発意欲の向上が期待できる。しかし他方、デメリットとして、(1)新事業の開始や新製品開発に要するリード・タイムが長くかかる。(2)投資費用とそのリスクが大きい。したがって、内部成長戦略の採用にあたっては、新事業開始に要する費用とタイミングの二つの面から検討が加えられなければならない。内部成長戦略は、現有部門との間でシナジー効果の大きい成長機会に対しては、費用とタイミングの両面からみて、有利な成長方式であるといえる。
参照 ⇒【外部成長戦略】




