ブレインストーミング(brainstorming)の用語解説

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用語

ブレインストーミング(brainstorming)

解説

問題解決に際し、創造性を発揮して、新しい発想やアイデアを作り出すことができるように、開発された会議の技法のことをいい、創造性開発の一つの技法である。もともとは、アレックス・オズボーン(Alex F.Osborn)によって、広告の分野で創造的なアイデアを引き出すために用いられた技法であるが、広告にかぎらず、製品開発その他のあらゆる問題に適用するようになっている。オズボーンによれば、創造のプロセスは、(1)方向付け(問題の指摘)、(2)準備(適切なデータの収集)、(3)分析(データの選り分け)、(4)仮説(さまざまのアイデアの蓄積)、(5)孵化(啓示を得るまでの停止期)、(6)総合(バラバラの断片的アイデアの結合・改善)、(7)確認(結果としてのアイデアの判定)から成り立っている。創造的なアイデアを生み出しやすくするため、ブレインストーミング会議においては、次の四つの基本的ルールが、メンバーによって完全に理解され、守られなければならない。
(1)他のメンバーのアイデアや意見に対する批判的判断を差し控える。(2)アイデアを述べる間、自由奔放さ(free-wheeling)を歓迎する(とんでもないアイデアだと自分で思わずに、思いついたアイデアをどんどん述べるようにする)。(3)アイデアの量は、多ければ多いほど良い。(4)出されたアイデアを結合したり改善したりする(他人の思いついたアイデアがより良くなるように示唆したり、二つ以上のアイデアを組み合わせて、また別のアイデアを生み出したりする)。これらは、できるだけ広範囲の情報、アイデアや意見を集め、結合し、創造性を開発するルールをなす。しかし、次のよう欠陥も指摘されている。(1)単純な意思決定問題にしか適用できない。リスクや不確実性の大きい問題には適用できない。(2)非常に時間がかかるという意味で、コスト高である。(3)皮相・貧弱なアイデアしか出ないこともある。(4)上述のルールのうち、結合のための技法が十分に開発されていない。(4)の欠陥については、KJ法を併用して、アイデアの結合、統合を計画化することによって、改善が可能である。
参照 ⇒【K.J.法

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