非価格競争(non-price competition)
マーケティングにおける競争手段は、価格とそれ以外の品質や広告などによるものとに大別される。前者の場合を価格競争、後者の場合を非価格競争という。これらのものを大別する理由は、価格競争は一定の需要曲線を前提とした競争方式であり、非価格競争は需要曲線の位置、ならびに、形状をかえる競争方式であるからである。企業が売上高を増加させるためには、価格によれば、販売量についての価格弾力性が1より大であることが前提となる。しかし、価格以外の品質や広告などによる競争は、このような制約を受けない。合理化による費用の削減に基づく価格競争は望ましいものであり、実質的品質の改良によらない品質競争(quality competition)や多額な広告費による非価格競争は、必ずしも望ましくはない。結局、過度な価格競争を避け、実質的品質の改良による競争をすべきである。




