販売シナジー(sales synergy)の用語解説

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用語

販売シナジー(sales synergy)

解説

多角化する新製品市場分野と企業の現有の製品市場分野との間に、販売面でシナジーがある場合、販売シナジーという。顧客層が類似している場合、あるいは顧客層が異なっても、同じ販売技術を適用できる場合がそうである。例えば、洗剤メーカーが歯磨部門に多角化する場合や家電メーカーが厨房器機に多角化する場合、販売シナジーがえられる。多角化した新製品分野は、共通の配給経路、共通の販売管理技術や共通の配送センターを利用し、共通の市場調査、共通の広告、販売促進を利用できる。そこで、マーケティングの規模が増大して、規模の利益が享受できる。また、新しい製品の需要と古い製品の需要が相互補完的な関係にたって需要の全体を促進する場合、それは販売シナジーの一つである。また、販売員の余剰能力が利用されて、販売員の効率が向上する場合、それも販売シナジー効果の一つである。反対に、新しい製品が古い製品の評判を損ねる場合、あるいは現在の製品の需要が大きく減退させる場合には、販売シナジーはマイナスである。販売シナジーは、新製品部門の売上高の増大、投資の節約ないし販売費の削減のかたちであらわされる。

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