配置転換(transfers)の用語解説

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用語

配置転換(transfers)

解説

同じ職級に属する他の職務に移動することを配置転換という。それには、(1)業務配置転換と、(2)人事配置転換の二つの種類がある。前者は、生産や販売の業務上の必要から行われる配置転換であり、一つの生産部門を縮小または廃止し、余剰人員を他の生産部門に移す場合、生産部門や管理部門の余剰人員を営業部門に移す場合などである。業務配置転換には、一時的なものと永久的なものとの区別がある。前者は短期間、他の生産部門の仕事を応援するために行われるので、職級が異なる場合でも本人の職級や給与の変更をともなわないのが普通である。
人事配置転換は、従業員の人事管理上の要請をみたすために行われる配置転換であり、部門内配置転換と部門間配置転換の両方を含んでいる。それは、(1)現在の職務に対して適性や興味がないと判断される場合、(2)現在の職務遂行がマンネリズムになっている場合、(3)現在の職務を十分にマスターしており、他の異なる職務につくことが人材養成上望ましい場合、(4)同僚や監督者との折り合いが悪く、人間関係をまずくしている場合、(5)その他、本人の高齢や傷病のために、他の職務に移す必要のある場合などに、行われる。とくに、企業の大規模化とともに、各職務の特殊化や単純化が進むことによって、単調感が増大し、マンネリ化に陥り、職務不満を増大させる傾向がある。このような職務不満を解消するたの手段として、配置転換は重要性をましてきている。配置転換に対する会社の方針、本人や監督者から申告の手続、配置転換の正当な理由などについて全従業員に周知し、申告があれば、それは人事部に集められ、その申告が妥当な理由をもつならば、配置転換を決定し、それを本人と所属う部門長に知らせる必要がある。

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