不確実性(uncertainty)
不確実性という用語には狭義と広義の二つの意味で考えられ、狭義の不確実性とは、幾つかの生じ得るであろう事態の内容はわかっているが、いずれが生ずるかの確立が未知である場合である。それに対して、リスクは、生じ得るさまざまの事態の内容と、その生じる確立が与えられている状況をさす。この両者から成るのが、広義の不確実性であり、さらに、今日では、将来どのような事態が生じるかわからないという「部分的無知」の状態も、最広義の不確実性の一つとして考えられるようになっている。その他、ガルブレイス(J.R.Galbraith)は、状況を単独でとりあげ定義するのではなく、そのなかにいる意思決定者との関連性から、必要な情報量と企業の情報処理能力ないし、すでに所有している情報量の差が不確実性を決定するとしている。不確実性とは、究極的には、情報不足のことであり、組織の情報処理能力を高めることによって、不確実性を低減させることが可能である。
参照 ⇒【不確実性回避】【不確実性吸収】




