マーケティング(marketing)
マーケティングの定義は大きく分けて二つある。一つは、国民経済的視点に立つもので、それは、"生産地点と消費地点の間に存在する人的、物的な懸隔を結ぶ諸々の経済活動"をさす。もう一つは、企業的視点に立って、"環境変化にダイナミックに適応しながら、顧客の欲求、ニーズを満たすために商品またはサービスの提供を効果的に行い、企業としてめざす利益、その他の諸目標を達成してゆく行動"を意味するもので、後者の方が一般的である。なお、マーケティングの定義はこれまでいくつかの変遷を辿ってきており、このことは、それだけこの分野がダイナミックであることを意味している。例えば、コトラ(P.Korler)は、"マーケティングとは交換を助長し、完了するために人間が行う諸活動のセット"とし、交換されるものは商品やサービスに限られたものではなく価値(value)であり、しかもそれは、売手が買手に交換関係を求める活動だけでなく、相互に求めるのであるとし、より広い定義づけをおこなっている。




