モラール・サーベイ(morale survey)
従業員のモラールは、生産性や事故率に影響するばかりでなく、欠勤率、離職率に影響し、さらにモラールの低下は労使間の紛争の原因になることも多い。かくて、従業員のモラールを測定する体系的な方法としてモラール・サーベイが発展してきた。それは、態度調査(attitude survey)ともいう。それは、監督者の監督の態度、昇進の公平さ、賃金給料の高さや公平さ、作業時間、配置転換や福利施設などに対する従業員の満足度を調査するのが目的である。そのために、これらの事項に対する質問表を作成し、各従業員の配布し、各自が自分で質問事項に対して回答する。回答方式としては、3段階の多肢選択法(multiple-choice method)が利用されるのが、普通である。質問表への回答記入は、職場で勤務時間中に行われるのが、原則である。
人事部は、質問表を回収して、各質問事項の各3段階に対して点数を与えて、集計作業を行う。評価要素ごとに集計して、モラール指標(morale index)を出すことによって、どの事項に問題があるかを発見し、それに対する改善策を立てることができる。また、各部門ごとにモラール指標を出すことによって、どの部門にモラール問題があるかを把握することができる。今日では、部門ごとに、評価要素ごとのモラール指標を各部門に返却して、モラール問題とその対策を各職場で集団討議するようになっている。




